子ぎつね、子うさぎを連夜目撃、猿を追い払う猛者の話までetc.

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子ぎつね、子うさぎを連夜目撃しましたがどちらも可愛いものです。
ホタル調べで出かけていると色んな動物に遭遇します。
昨晩は子うさぎが猛スピ-ドで駆けていきましたが可愛い–の一言です。

ウサギは一時、病気で激減した時期がありました。
冬、野良歩きをしてると雪の上に兎の足跡があると、その後をキツネの足跡がついているのです
ここ2,3年兎の姿を見るようになりましたが復活してきたのでしょうか?

前夜は子ぎつねが一瞬立ち止まってこちらを見てから走り抜ける。
毛が少ない尻尾は生え変わりのためかまだ細い。
いつも見かける大人の狐はふさふさした長い尻尾が印象的です

一緒にいた仲間がこの前、通勤の時キツネが車にはねれていたと、更に子狐も事故に遭ったと
「あの兄弟かな?」…。オリンピック道路(農道1号)は鹿や小動物がよく事故に遭うのです。
キツネは時折見かけます、声を掛けるとこちらを見て様子を伺い繁みに隠れますがどこか憎めないやつですよ。

時折啼き声も耳にしますし春夏秋冬見かけます、車のライトにもよく照らされる
数年前には親子3匹のキツネが雪、野原を楽しそうに駆け巡る姿をみました。
以前冬の狸の話をアップしたことがありますが、そういえば最近ムジナを見かけない?

見かけない、と言えば最近サルが現れないなー?
猿が頻繁に現れて困っていますが雪解け後、春先に群れが来ていたのですが
爆竹で追い払っても直ぐに戻ってきてしまうのです。

猿と言えば面白い事がありました、キャベツを持ち逃げされた事がありました。
孫と掘ったキャベツを猿に持ち逃げされた!
正月に来た孫二人と1mぐらい積もった雪を掘って雪中キャベツを掘り出しました

台所の外に置いて家に入ってふと外を見ると掘ったばかりのキャベツを片手に抱えた猿が
土手を駆け上がっていく!みんなで大笑い。何処かで様子を見ながらチャンスを窺っていたのでしょう
頭のいい猿には敵いません。電気柵にも慣れて柵を乗り越える厄介者です。

その猿を追い回した〇〇さんの話です。
その後、猿は一度も出現してない!

春先の話ですが、夕方家に帰ると妻が目撃した″不思議な事″を言うのです。
指差して「あそこにある車」、見ると薄暗くなった視界に車が止まっている
「〇〇さんがいきなり車で来て急停車すると飛び降りて土手を掻きあがって何処かへ行った」

何のことやら???、確かに車は有りますが〇〇さんの車なんだと言われなければ分からない
倉庫の裏に急いで消えた?話からすると慌てた〇〇さんが走って何かをしに行った?
心配になってきましたね、暗くなるのに何処へ行ったんだろう?何があったんだろうか?

場所は〇〇さん宅前の道路を80mくらい行った所です。
この時は理解不能で、別に救急車も来ないし…で、この日は終わりました。
翌日、〇〇さんの車は家に戻っていました。

妻が近所のおばあさん(96才)にも説明していましたが気になっているのでしょう。
数日後、〇〇さんの義理の兄が(私の同級生)がこんな事を話しました。
「〇〇が猿を追い回した」「えっ」ああ、あの事かとガッテン、ガッテン。

本人に直接訊ねてみました、すると「ええ追っていきましたよ」って!素っ気なく。
凄い人だなーー、怖くないのかな?、犬が追う話は聞いたことがありますが人間は?
爆竹や車で追うこともありますが、人間が無防備で猿を追い回す何て!

大町との堺の山の(中電鉄塔)方まで追って行ったとのことです。
実はあれ以来、猿の群れは現れないのです!!!
都会の近くや、観光地の人馴れした猿と違い、この辺の猿はまだ人馴れしていないので

襲ってはきませんが丹精込めた野菜などが荒らされてしまう。
「明日は収穫できそうだな」翌朝見ると荒らされている!食べごろを野獣は知っている
防戦一方で打つ手なし、追い回したくもなりますよね。

耕作をやめた休田に、蕎麦や大豆が蒔かれて実る頃になると猿の群れが出没します。
全てが機械作業ですから沢山の大豆が零れています。収穫後に少し歩いて拾うと手のひら
一杯になりました。こんな美味しい餌を見逃すわけがないのです毎年現れるのは当たり前。

集落の田んぼ(稲、そば、豆)は全体を電気柵で囲います。
田植え前に中山間地組合の役員から声がかかります、電気柵設置を10数人で行います。
雪降る前には撤収作業をします。個人の畑は独自で電気柵を張る家もあります。

猿だけではありませんイノシシ、ハクビシン、シカ、カラス、クマ。
その点ではタヌキやキツネは可愛いものです。

※野良歩き=冬、春が近づく頃になると雨が降った後冷え込むと午前中くらいはスノーシューなど着けずに雪上を靴のまま歩けるようになる。

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