白馬の蛍シーズンは6月下旬ごろから7月中旬。

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2023年の蛍の見どころは6月23日頃から7月10日頃まででしょう。

白馬の(クロスカントリー競技場付近)蛍シーズンは6月下旬から7月中旬頃です。
ゲンジボタルに続いてヘイケボタルがそれぞれの光りで楽しませてくれます。
2023年、暖冬の冬から桜の開花、山菜などの成長も早かったのでホタルの発生も早いのではないかと思っています。

「信毎の建設票の欄にホタルのすめる環境へ活動」という掲載を読みました、
年間を通しての活動は生息地の環境整備で水路の管理、草刈り等です。
蛍の住める水辺の環境は農地の宅地開発などで変化しているようです。

蛍は明るい所を嫌います。建物が建てばその明かりや街灯と環境は変化していきます。
私たちの場所は集落の灯りは気になりませんがグラウンドのナイター照明は一部の生息地に
影響があります。蛍にとっての障害は幼虫期の水環境から成虫になってからも交尾に至るまで様々でしょう。

辰野町の官民そろっての蛍への取り組みには羨まし限りです
私たちも観察会イベントの参考に2度観に行った事があるのですが観光客、関係者、それにゲンジ蛍の数に
圧倒されて帰ってきた記憶があります。20年くらい前のことですが。

当初、私たちは行政の協力に頼ろうとしましたが結局断念して10数人の会員で観察会を開きました。
観光バスで500人も押し寄せてきて結局案内も行き届かずバスガイドさんにこっぴどく怒られました。
当然です、お客さんの安全が疎かになり、暗がりで統率も出来ない状態なのですから。

この会(内山21会)は今年で30年になるんです❕…ホタルの保護活動は21年目になります。
1998年の冬季オリンピック、クロスカントリー会場は以前は水田でしたが
其処を大量の土砂を運び込み芝を張り、小川は人口水路に変わりました。

1949年生まれの私はこの場所に蛍が居たことは知りませんでした。
家の周りにホタルなど捨てるほど居ましたから、小川や、センゲ(小さい水路)何処にもいました。
ゲンジ蛍をゴウジボタルと呼びました。ヘイケボタルは田んぼに、うじゃうじゃ((´∀`))

白馬村レッドデータブックに内山地区は蛍の生息地域と載っています。(当時は絶滅危惧種)
そんなゲンジボタルが様変わりした水路に飛んでいる!と集落の10歳年上の先輩が電話くれました。
その先輩は大鹿に(クロスカントリ競技場の地名)昔はゲンジボタルが沢山いたのを知っていたのでしょう

絶滅したと思っていたのでしょうね。(電話の声は子供のように喜びに満ちていた)
全ての始まりの切っ掛けでした。私は副会長でした、1年かけて観察会の段取りを組み
第一回の観察会を開催したのです。私は会長になり、あれから21年、2度目の会長です。

近年、自然の蛍は減っています。辰野町の様にカワニナを育て、蛍の人工飼育をしなければ
絶滅するんではないかとも思うこともあります。松尾峡などは自然の蛍なのでしょう?
クロスカントリー競技場付近は生活排水は流れ込んでいません。

山から流れ出る自然の水ですが減っている?原因はカワニナだと思っています。
東山にはカワニナは自然にいます。カワニナが増えればゲンジボタもは増えると思います。
ゲンジボタルが多かった年の後はカワニナが減り蛍も少ない。

蛍とカワニナのバランスが重要だと思うのです。

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