白馬、代かき馬が現れる頃

>

日に日に緑の深まりが感じられるようになりました。

白馬岳に代かき馬が現れる頃になると田植えの準備で農業者は慌ただしくなってきます。昔からの言い伝いですが、他にも「西山に雪が3回降ると麓にも降りてくる」とか、
「権現の方からくる雨は悪さをする」などと、年寄りが言っていたものですが

小さい頃は確かにそんな感じでした。今年は遅霜がありましてシャクナゲの花や
山菜の伸びも遅くタラの芽、コシアブラなどが成育不順で山菜の天ぷらが小ぶりです。
桜の開花は早かったのですが、花冷えは思った以上に長かったのです。

「こごみ」は立派なのをご近所さんから頂きました。「ウド」はこれからです。
「ウトブキノ」を知人から頂きましたが、くれる人も貰う本人も嬉しさに「ニコニコ」でした。この苦味は特別でして、おしたしで独特のにが味を堪能いたしました。

毎年この時期に妻が笑います、「青物づくしだね!」って、
妻が友人と毎日出かける散歩でゼンマイを取ってきます。ゼンマイの煮物は美味しいですが山菜の下処理は共通して悪取りなど手間がかかります。

山の物はその日に処理するものだと、年寄りがやはり言ってましたが大変ですね。
週末(8日)に小学生の孫娘二人がやってきて外で遊びたがるのでカワニナ取りに出かけました。

代かきの最中です、用水路は濁って何も見えません!ダメだね。やだ、入りたい!
仕方なく手探りでカワニナ拾いをしましたが思った以上に採集できホタル水路に蒔いてきました。おまけにドジョウが5匹網に入りました。

帰りしなゼンマイやコゴミを取ったり楽しかったようです。
山吹が咲くころになるとホタルの上陸が始まるのです。
約50日後にはゲンジボタルの優美な光に和まされるのです。

※近年では代かき馬の雪形より、植え時は苗の管理で決めれる時代なんですね!

By