ホタル情報2021 多雨と蛍、午後の雷雨

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ゲンジ蛍が、まとまって(15匹ほど)同時に光る
暗くなるのを待ちきれないように飛び光る
暗闇の雨の日は明滅がハッキリと見えます。

今年は雨が多いので短命を察しているかのようにです。

毎晩、飛翔状況を見に出掛けますが傘を持たない日は無いくらい
でも、何故か歩き回る時間帯は雨が止んでいる
昨晩(7日)はカメラマンさんが一人と他のお客さん、7名

会員、関係者11名でしたが傘は必要なしで声掛けと雑談で一周。
観察会は中止なっておりますが駐車場付近でも見えるので
観に来るお客さんもいますが安全をお願いします。

ヘイケボタルが増えてきました。ゲンジと平家の競演です。
平年は上流から下流へと発生するのですが今年は一斉に出た感じです。
上陸時期が少雨でしたのでまとまった発生になったようです。

数回訪れているカメラマンさんが「雨の日の方が飛ぶんですか?」
経験から雨の日は飛翔は少ないと思いますが今年はそうも言って居られない状況でしょうか。
子孫を残す為の限られた命ですからね。

ヘイケボタルが増えてくるといよいよゲンジボタルの終焉は近いかもしれません。
梅雨の終わりは悪さをする雨が降るので気をつけなければ貴重な卵が流される。
そんな心配もあります。

※水路整備がされたのでここ数年は埋まってしまうようなことはなくなりました。

「今年は長雨だね」「多雨だねーことしは」

テレビで気象予報士の森さん、蓬莱さんが説明する、
梅雨明けが近い今の時期は大雨が降りやすい訳
梅雨前線が停滞して、この前線に向かって暖かく湿った風が吹き込むのに加えて、上空には寒気が流れ込んできて、地上の気温が高くなり、対流が起きやすく、大気の状態が非常に不安定になります。

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